時　間	通過地点・ポイント名	備　　　　　　　　　　　　　　考
９：２５	山頂発	隊長「ガスってて何にも見えないしー、早く下るか。」 ハセ「お茶飲んでもいいですか隊長」。 隊長「ダメ」。 ハセは矢庭にポットを出しお茶を飲み始める。 隊長「そしたら聞くなやー。」 ハセ「にゃ」。 この時、既に隊長の脳裏には、ウドの上物が浮かんでいた。
９：４５	六合目	帰りたくないと駄々をこねるハセをなだめすかしてようやく下山する。 早い早い。 実に早い。 早いことこの上ない。
９：５０	第2リフト終点	アッという間に第2リフト終点。 ここからがウド畑。 しかし、上物は少ない。 登るときに目を付けていたやつも無事だった。 そういえば下山途中で登山ツアーの一行とすれ違ったが、 手には袋一杯のウドがぶら下がっていた。 登るのに邪魔になるのに我々には信じられない光景だった。 人間の欲の深さを思い知らされた。 なんちゃって実は、隊長は、自分が登る途中に帰りに採ろうと思って 目を付けていたウドの上物が心配になっただけだった。
１０：２３	第1リフト終点	どうやら目を付けていた上物も全員無事回収。 隊長は大満足。 しかし、ハセは不満そうだった。 よっぽどついてない男だなハセちゃん。
１０：４０	登山口着	気が付くと登りと下りの時間が同じである。 何故だろう。ハセと二人で不思議がる。 隊長「何でかな〜ハセ。」 ハセ「・・・」

時　　　間	通過地点・ポイント	備　　　　　　　　　　　　　　　考
８：０５	登山口出発	隊長「いゃーんややんや、ハセちゃん。来たって今日も！。 やるもんだな〜。 しかし、久しぶりにハセと登るけれど、それにしてもついていない男だな〜ハセちゃん。 ガスって何にもみえないべや。」 ハセ「・・・」
８：２３	第1リフト終点	隊長「それにしてもハセちゃんスキー場登るのって腹立つよな。 リフト動かせや」 ハセ「・・・」。 山菜採りに来ている人が多い。 この時期はやはりウド・タランボってところかな。 山菜採りの人たちを見ると急に隊長の目つきが変わった。 眠っていたホイトの貧しい心が頭をもたげてきたのだった。 ふと隊長がハセの方を見ると、何と彼は藪の中にいるではないか。 隊長「あ・ぜん」。
８：４７	第2リフト上の五合目	やっと登山道らしくなってきた。 第2リフトまでは、幅の広い林道であった。 しかし、林道脇はウドの宝庫だった。 これから先は、タケノコがあったが、竹が細い。 因みに北海道でタケノコというのは、チ シマ根曲がり竹のことで、笹竹の子のことである。
９：０２	七合目	途中の登山道には、雪もまだ少し残っていた。 各合目の区間は約６分程度である。
９：０８	八合目	八合目からは急に登山道がきつくなる。 結構急だ。 五月蠅いハセも静かになった。 タケノコが目立ち始める。
９：１３	九合目	相変わらず急な斜面が続くが、急に展望が開けてくると頂上の杭が見えた。 隊長「ハセちゃん着いたって」
９：２０	山頂着	結構時間がかかった。 １時間１５分。 撮影をしているかといって、ちょっと不本意である。 ハセのせいだ！？。